ゴルフ初心者は何から練習すればいい?|知っておきたい基本から上達のコツまで解説
ゴルフをこれから始めたい、または、始めたばかりで何の練習から手をつければいいのかわからない…そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか?
ゴルフは年齢や体力に関係なく楽しめるスポーツであり、マナーやルールを身につけることで、誰でも安心してプレーを始めることができます。
今回は、初心者の方がゴルフを始める際に知っておきたい基本知識や練習方法まで、わかりやすく解説していきます。
目次
ゴルフの練習は大切?必要な理由
ゴルフを始めたばかりの頃は、「とにかく打てば慣れるのでは?」と思いがちですが、実はそれだけでは上達にはつながりません。ゴルフはフォームや体の使い方、タイミングなど、繊細な動作が求められるスポーツです。
そのため、正しい方法で練習を積み重ねることが、安定したスイングやショットの再現性を身につけるカギになります。
感覚だけではうまくなりにくい
ゴルフは一見シンプルな動きに見えるものの、実際には「体の軸」「スイングの軌道」「手首の使い方」など、様々な複雑な動作が組み合わさったスポーツです。
そのため、「なんとなくこうかな?」という感覚だけで打ち続けていると、間違った動きを繰り返して身についてしまい、フォームのクセやミスショットの原因になります。
特に初心者のうちは、毎回のショットがブレやすいため、再現性のある動き=「安定したフォーム」を習得するには練習が不可欠です。
正しいフォームやリズムの習得が重要
ゴルフで上達するためには、「正しいフォーム」と「スイングリズム」を体に覚えさせることが大切です。これは一朝一夕では身につかず、繰り返しの練習によって少しずつ身体に染み込ませていく必要があります。
また、練習を重ねることで、自分のスイングの癖やミスの傾向が見えてくるようになり、改善点を自覚して修正していけるのも大きなメリットです。
つまり、ゴルフの練習は「ただ打つ」ためではなく、「正しく打つ」ための準備。上達の土台を築くために、初心者こそ丁寧な練習が重要なのです。
最初に意識したいゴルフの基本動作

最初に身につけるべきなのは「正しいスイングフォーム」です。ですが、いきなりボールを打ち始めても、うまく当たらない・飛ばないと感じることが多いでしょう。
そんなときこそ大切なのが、スイングの土台となる基本動作と、体の正しい使い方をしっかり理解することです。
スイングの基本(グリップ・アドレス・スタンス)
ゴルフ初心者がまず身につけたいのが、スイングの土台となる「グリップ(クラブの握り方)」「アドレス(構え方)」「スタンス(足の位置と広さ)」の3つです。どんなに力強く振っても、この基本が崩れていては、ボールは狙った方向へ飛ばず、スイングの再現性も低くなってしまいます。
グリップは一見シンプルに見えますが、握りの強さや指の位置によって弾道や球筋が変わるほど繊細で、ここを極めるだけでもショットの精度は大きく向上します。
アドレスでは、背筋を伸ばし、前傾姿勢を保ちながら腕を自然に下ろす構えが基本ですが、体重配分や目線の位置、クラブごとの前傾角度など、細かく見れば非常に奥が深い分野です。スタンスも同様に、足幅やつま先の向き、体重の乗せ方ひとつでスイング全体のバランスが崩れることもあり、丁寧な理解と習得が必要です。
これらの動作は、どれも練習を重ねてそれぞれに深く掘り下げる価値があります。まずは全体のイメージをつかみ、少しずつ精度を高めていくことが上達への第一歩です。
知っておきたいスイングの8つの流れ
グリップやアドレス、スタンスといったスイングの基本を押さえたら、次は実際にクラブを振るスイング全体の流れを理解しておきましょう。
ゴルフスイングは「振る」だけでなく、構えから始まり、体の動きとクラブの軌道が連動して一連の動作としてつながるものです。
①アドレス
正しい姿勢で構え、リラックスした状態でボールに向き合います。
②テークバック(クラブの引き始め)
体の中心を軸にして、クラブを後方へ引き始める動作です。手だけで引かず、腕・肩・胸が一体となって動くように意識すると、スムーズな始動になります。
③バックスイング(クラブの振り上げ)
クラブを肩の高さまたはそれ以上まで引き上げ、体のねじれを使ってパワーをためます。腕と体の一体感を保ち、体重が右足(右打ちの場合)に乗るのを感じます。
④トップ(スイングの最上点)
スイングの折り返し地点。体がしっかりとねじれて、左腕が伸びている状態が理想です。ここで慌てずに力を入れすぎず、次の動きにスムーズにつなげることが重要です。
⑤ダウンスイング(振り下ろし)
下半身から順番に動かし、体重を左足に移しながらクラブを振り下ろします。腕だけで打とうとせず、体の回転を使って自然にクラブが下りてくる感覚をつかみたい動作です。
⑥インパクト(ボールに当たる瞬間)
クラブヘッドがボールに正確にヒットする瞬間です。手首を返したり、力んだりせず、自然な形でボールをとらえることが大切。ここがスイングの中で最も重要なポイントです。
⑦フォロースルー(打った後の動き)
インパクトの勢いを止めずに、最後までクラブを振り抜きます。体の回転とバランスを意識しながら、大きな円を描くようにスイングを続けましょう。
⑧フィニッシュ(スイングの締め)
スイングの最終段階です。体の回転が完全に終わり、バランスよく立ち止まった姿勢が理想です。クラブは左肩の上、または背中側まで振り切れており、体重はしっかり左足に乗っています。ふらつかず、2〜3秒その姿勢を保てるようであれば、スイングがスムーズに行われた証拠です。
スイングにはこのように8つのステップがあり、それぞれの動作に大切な意味があります。とはいえ、最初からすべてを完璧にこなすのは難しいものです。まずは「スイングにはこうした一連の流れがある」という全体像を理解しておくといいでしょう。
そして、それぞれの動きがとても奥深く、少しずつ習得していくものだということを意識することが、今後の上達に必ず役立ちます。焦らず、自分のペースで基本を積み重ねていきましょう。
体の使い方(体幹・重心移動)
ゴルフスイングは腕の力だけで打つのではなく、体幹を中心に全身を連動させて行います。
特に意識したいのが、バックスイングからフォロースルー(クラブを振り上げるところから打ち終わるまでの間)にかけての「重心移動」です。
体の軸を保ちながら、下半身と上半身をうまく連動させてスイングすることで、安定感と飛距離がアップします。
また、体幹をしっかり使うことで、力任せにならず、フォームの再現性も高まります。最初は鏡の前でフォームを確認したり、動画を撮ってチェックしたりしながら、正しい体の使い方を意識するのがおすすめです。
独学?レッスン?初心者の練習スタイルの選び方

ゴルフを始めたばかりの人が迷いやすいのが、「練習は独学でいいのか、それともレッスンを受けるべきか?」という点です。最近は情報が簡単に手に入る時代ですが、それだけで正しく上達できるかは人それぞれです。ここでは、自主練とスクール通い、それぞれのメリット・デメリットを整理し、初心者におすすめの練習スタイルについて解説します。
自主練 vs スクール通いのメリット・デメリット
自主練のメリットは、自分のペースで好きな時間に練習できること。費用もスクールに通うより抑えられるため、気軽に始めやすいのが魅力です。最近はネットや動画でスイングの知識も学べるので、情報収集にも困りません。
一方でデメリットは、間違ったフォームに気づけないままクセがついてしまう可能性があること。何が正しくて何が間違っているのかの判断が難しく、上達に時間がかかるケースも多いです。
スクール通いのメリットは、プロから直接アドバイスを受けられること。自分では気づけない改善点を指摘してもらえたり、体に合ったスイングを教えてもらえるので、効率よく基礎が身につきます。
ただしデメリットとして、ある程度の費用がかかることと、通える時間が限られることがあります。レッスン内容やインストラクターの質もスクールによって差があるため、選ぶ際には体験レッスンで相性を確認するのがおすすめです。
最初だけレッスンを受けるのもアリ
「いきなり通い続けるのはハードルが高い…」という方には、最初の数回だけでもレッスンを受けてみるという選択もあります。基本的なスイングの形やクラブの握り方、体の使い方を正しく教えてもらえれば、その後の自主練習の質がぐっと高まります。
特にゴルフは、最初に変なクセがついてしまうと修正が大変なので、始めたばかりの時期にこそ正しい指導を受けることが上達の近道です。1回30分〜60分程度の単発レッスンも増えてきているので、気軽に試してみるのも良いでしょう。
初心者におすすめな練習メニューやクラブの順番
ゴルフを始めたばかりの方にとって、まずはスイングの基本動作に慣れることが上達への第一歩です。扱いやすいクラブを使って、正しいフォームやリズムを身につけることが大切です。
また、近いうちにコースデビューを控えている場合は、基本練習に加えてドライバーやパターなどの「コースで使う頻度の高いクラブ」の練習も少しずつ取り入れておくと安心です。
まずは短い距離から!ピッチングウェッジで基礎練習
ゴルフクラブには「番手(ばんて)」と呼ばれる番号があり、これはクラブの長さや打てる飛距離を大まかに示す目安です。数字が小さいクラブほどシャフト(グリップとヘッドをつなぐ棒の部分)が長く、「ロフト角」と呼ばれるクラブフェースの傾き(ボールが当たる部分)が小さいため、飛距離が出やすくなります。
一方で、数字が大きくなるほどシャフトは短くなり、ロフト角は大きくなるのでボールが高く上がる設計になっており、扱いやすくなる分、飛距離は短めになります。
例えば、7番アイアンよりピッチングウェッジの方がロフト角が大きく、短くて軽いため、初心者でもコントロールしやすいという特徴があります。スイングスピードを抑えて、ボールに正確に当てる練習を繰り返すことで、無駄な力が抜けて、スイングのリズムやバランスが整ってきます。こうした番手ごとの違いを理解したうえで、扱いやすいクラブから練習を始めるのがおすすめです。
7番アイアンでスイングの基本を習得
ピッチングウェッジで基本的な打ち方やボールを芯でとらえる感覚が身についてきたら、次は7番アイアンを使ってスイングの幅を広げていきましょう。7番アイアンはクラブの長さやロフト角が中間的で、初心者でも扱いやすく、多くのゴルファーが基準として使うクラブです。
初心者が7番アイアンを使うと、「もっと飛ばしたい」という気持ちから力んでしまいがちですが、最初に大切なのは飛距離よりもショットの安定性です。毎回同じリズム・スイング軌道で打てることが、次のステップであるドライバーや長いアイアンにもつながっていきます。
ミート率、スイングバランス、クラブフェースの向きなどを意識しながら、安定して同じ距離・方向に打てる再現性を高めていくことが推奨されます。ミスを恐れず、動画でスイングを撮ってチェックしたり、フォームを確認しながら丁寧に練習するのがおすすめです。
ドライバーの練習は焦らずステップアップ
ピッチングウェッジや7番アイアンで、スイングの形やミートの感覚(ボールに当てる)にある程度慣れてきたら、次のステップとしてドライバーやその他のクラブの練習にも少しずつ挑戦していくのがおすすめです。
ドライバーは最も長くて飛距離の出るクラブですが、その分スイングの安定性やミート力が求められるため、無理に飛ばそうとせず、フォームのバランスを意識した練習が大切になります。
ドライバーの練習に限らず、フェアウェイウッドやユーティリティなど、扱うクラブの種類を少しずつ増やしていくことは、ゴルフの楽しさを広げることにもつながります。
大切なのは、無理に進めようとせず、自分のペースで段階的にステップアップしていくことです。不安な場合はスクールでワンポイントレッスンを受けるのも効果的です。
練習場じゃなくてもできる練習法
ゴルフの上達は、練習場でボールを打つだけでなく、日常の中で「動きの質」を高めていくこともできます。自宅などでも行える簡単な練習を取り入れることで、基礎力を身につけていくことができます。
● 素振りでフォームを固める
自宅に庭などのスペースがあればゴルフクラブを使った素振りもできますが、クラブがなくても、素振りは十分可能です。鏡を見ながら行えば、自分のフォームの癖も客観的に確認できます。テンポやバランスを意識して、毎日数分でも継続するのがおすすめです。
● 室内でパター練習
市販のパターマットを活用して自宅でもパターの練習ができます。距離感や方向性を養うために、まずは短い距離からスタートし、まっすぐ打ち出す感覚を身につけましょう。
わずかなスペースがあればどこでも始められるので、毎日のスキマ時間にコツコツ続ける習慣をつけるのにぴったりです。
● ゴルフストレッチで可動域を広げる
ゴルフのスイングでは、体を大きくひねったり回転させたりする動作が多く、柔軟性が不足しているとスムーズに体を動かすことができません。
特に初心者のうちは、無理な動きをしてしまい、フォームが崩れたり、思わぬケガにつながることもあります。
日常的にストレッチを取り入れて可動域を広げておくことで、スイング動作が滑らかになり、体に余計な負担をかけずにプレーできるようになります。フォームの安定にもつながるため、練習の質も高まり、結果として上達の近道にもなります。
練習場に行く前に知っておきたい事
初めてゴルフ練習場に行くときは、何を準備すればいいのか、どんな服装で行けばいいのか、また練習場でのマナーはどうしたらいいのか、疑問や不安が多いものです。快適かつ安全に練習を行うためには、事前の準備と基本的なルールやマナーを知っておくことが大切です。ここでは、練習場での必要な道具の準備から、マナーや適切な服装まで、初心者の方が安心して練習に臨めるポイントを解説します。
必要な道具の準備
ゴルフ練習場に行く前に、まず揃えておきたい基本の道具は「クラブ」と「グローブ」です。クラブは一式揃える必要はなく、初心者であればピッチングウェッジ、7番アイアン、ドライバーの3本程度でも十分に練習を始められます。これらのクラブがあれば、飛距離を出す練習からアプローチショットの感覚まで、基本的なスイング練習を幅広くカバーできます。
また、グローブはクラブをしっかりと握るために役立ち、手の滑りや豆を防いでくれるため、できれば用意しておくと安心です。とはいえ、練習場によってはクラブやグローブのレンタルが用意されているところも多く、最初からすべてを買い揃えなくても気軽にスタートすることができます。まずはレンタルで試してみてから、自分に合う道具を少しずつ揃えていくのもおすすめです。
練習場でのマナー
ゴルフはマナーを大切にするスポーツとして知られており、練習場でもその意識は同じです。初めて訪れる際には、最低限のルールとマナーを知っておくことで、周囲に気を遣いすぎることなく気持ちよく練習に集中できます。
周囲には集中して練習をしている人達がいますので、大声での会話やクラブを雑に扱うような行為は避けます。
また、使い終わったクラブや備品はきちんと片づけ、次の人が気持ちよく使えるようにしましょう。気持ちよく練習するためにも、こうしたマナーを意識しておくことが大切です。
服装はどうしたらいい?
ゴルフ練習場では、コースのように厳しい服装ルールはありませんが、動きやすく安全にスイングできる服装を選ぶことが大切です。トップスはTシャツやポロシャツなど、腕や肩が動かしやすいものがおすすめです。パンツはジーンズよりも、ストレッチ性のあるスポーツウェアなどが適していて、動きにくくスイングの妨げになる可能性があるものは避けた方が無難です。
靴は運動靴やスニーカーでOKですが、サンダルやヒールは危険なのでNGです。施設によってはゴルフシューズの着用が推奨されている場合もあります。
ゴルフ上達には”体づくり”も欠かせない
ゴルフの練習というと、スイングのフォームや打ち方の練習にばかり目が向きがちですが、実は安定したスイングをするための「体の土台づくり」も非常に重要です。
ゴルフは見た目以上に全身を使うスポーツであり、柔軟性・バランス感覚・体幹の安定・筋力などがスイングの質を大きく左右します。
例えば、体幹が弱いとスイング中に軸がブレやすくなり、方向性や飛距離にムラが出てしまいます。
また、肩甲骨まわりや股関節の可動域が狭いと、正しいフォームを取ろうとしても体がついてこないことも少なくありません。こうした身体の使い方や柔軟性のクセは、いくらクラブを振っても自然に改善されるものではなく、意識的なトレーニングが必要になります。
フォームが安定しない、飛距離が出ない、体が思うように動かないと感じる方は、まずは「体づくり」を見直してみることが、上達への近道かもしれません。
プロによるゴルフトレーニングがおすすめ!
ゴルフ上達のために体づくりが大切だとわかっても、「どんなトレーニングをすればいいのか分からない」「自分の身体のどこを改善すべきか判断できない」という方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、プロのトレーナーによるゴルフに特化したトレーニングを受けるのがおすすめです。
プロの指導では、まず姿勢や柔軟性、筋力のバランスなどをチェックし、ゴルフスイングに必要な動きをスムーズに行うための体づくりをサポートしてくれます。体幹を鍛えたり、可動域を広げたり、ケガを予防するためのストレッチなど、個人のレベルや課題に合わせたメニューで効率的に取り組むことができます。
また、スイング時に体がブレる、上半身だけで打ってしまう、思うように回転できないといった様々な悩みも、トレーニングによって解決できるケースが多くあります。ゴルフの動きに必要な「体の使い方」を体感しながら身につけられる点も、プロのトレーニングの大きなメリットです。
技術的な練習と並行して、身体の動きそのものを改善していくことが、安定したスイングと飛距離アップへの近道です。無理なく、楽しく、効率よくゴルフを上達させたい方は、ぜひ一度ゴルフトレーニングを体験してみてはいかがでしょうか。
リストーナでは、パーソナルでの加圧トレーニング、マシンピラティス、ゴルフコンディショニングプログラムをご提供しています。
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