【加圧トレーナーが加圧のカラクリを公開】 実際、加圧トレーニングって効果ないんでしょ?

2021年09月22日

【加圧トレーナーが加圧のカラクリを公開】実際、加圧トレーニングって効果ないんでしょ?

スクワットトレーニング
私、KAATSU JAPAN認定加圧トレーニングインストラクター®、スタジオリストーナの今枝と申します。
今回はKAATSU JAPAN認定加圧トレーニング指導者という確かな視点で、加圧トレーニングの全貌をお伝えさせていただきます。

この記事をお勧めしたい方は、

加圧トレーニングって効果ないんでしょ?
加圧トレーニングってもう古くない?
加圧トレーニングって危ないんじゃない?

というような疑問をお持ちの方に参考になれば幸いです。
それでは少しの間お付き合いください。


目次

  1. はじめに
  2. そもそも加圧トレーニングとは
  3. 血流を「調整する」とは
  4. 正しく加圧することの重要性
  5. 加圧トレーニング専用のベルトと模造品のベルトの決定的な2つの違い
  6. 加圧トレーニングと普通の筋トレの違いを「5大効果」に照らし合わせて解説
  7. 効果を“落とさない”加圧トレーニングの2つのポイント
  8. さいごに

 

①はじめに

 

さて、「加圧トレーニングは実際のところ効果がないんじゃないのか?」という疑問についてご説明していく前に…
私はパーソナルトレーナーとして10年以上この業界に属していますが、パーソナルトレーナーとは言え「加圧トレーニングについてよく知らない」 というトレーナーが、実際の所とても多いということに気づかされました。

加圧トレーニングについて良く知らないトレーナーほど、「加圧トレーニングなんて意味がない」と何も知らないで決めつけてしまっている人もいます。

では果たして、意味がないトレーニング方法に何十年も、何千人、何万人という方が騙され続けているということなのでしょうか?
今回の記事でひとつずつ紐解いていきたいと思います。


②そもそも加圧トレーニングとは

 

加圧トレーニングとは、加圧トレーニング専用に開発された特殊なベルトを腕や足に巻き、
血流を制限した状態で運動を行うことで、短期間・軽負荷で様々な効果が期待できるトレーニング方法です。


③「血流を制限する」とは

 

加圧トレーニングを理解する上でとても大切なことは、「血流を適切に制限する」ということです。
決して血液の流れを「止める」わけではありません。

専用の空圧式加圧ベルトを腕または脚の付け根に装着し、加圧と除圧を繰り返しながら徐々に圧力を上げていき、加圧ベルトより抹消側の血液が貯留してくる圧(=「適正圧」)を確認します。
ベルトが強すぎると止血してしまい、効果が存分に発揮できないどころかそのままの状態でトレーニングを行うと危険とも言えます。

適正圧の状態でトレーニングすることで、血中の乳酸濃度が上昇し、その結果、成長ホルモンが大量に分泌され、様々な効果を発揮します。この際、最も気を付けなければいけないことが、装着圧と適正圧を見極めることです。

このスキルは私たち加圧インストラクターⓇが資格を取得する際に学び、取得後も日々技術の向上を目指して探究している部分です。


④正しく加圧することの重要性

 

年齢、体力などの要素から、その人に合った装着圧と適正圧の設定が必要となります。
圧が弱すぎたり逆に強すぎても、加圧の恩恵である成長ホルモンが大量に分泌されるという効果がほとんど得られません。

リストーナでは、加圧インストラクターが適正圧にこだわる指導を実施しているとともに
脈波測定機能が備わっている加圧トレーニング専用の器具を用いて測定し、より効果的に、より安全に、安心してトレーニングを受けていただいています。

自己流で模造品のベルトを用いて行う方法や、専門の知識がなく「だいたいの勘」や主観で
根拠のないまま血管に負担をかけるような運動をしてしまうと、ほとんど効果がありません。
加圧トレーニング専用の器具

⑤加圧トレーニング専用のベルトと模造品のベルトの決定的な2つの違い

 

1.模造品のベルトは比較的安価で購入できるが材質は粗悪なものが多く、人によってベルトの巻き圧が異なるため血管や肌を傷付ける可能性がある
2.模造品には空気を通すバルブやチューブがないため、空気圧による巻き圧(装着圧と適正圧)の微調整ができない

特に2.の部分は加圧トレーニングの醍醐味にあたる部分ですので
これを運動に活用しない(できない)という時点で加圧トレーニングとは言えないでしょう。

つまり加圧トレーニングの効果を安全に得るためには、KAATSU JAPAN株式会社の正規品を必ず使用するようにし
認定を受けた加圧インストラクター®から指導を受けることが、結局のところ近道だと言えるでしょう。


⑥加圧トレーニングと普通の筋トレの違いを「5大効果」に照らし合わせて解説

 

さて、前置きが長くなりましたが本題の実際の効果についてです。
加圧トレーニングと通常の筋力トレーニングを比較した場合、

・低負荷

・短時間

・短期間

で効果を得られることがさまざまな学術論文により実証されていることは事実です。

また、下記の5つの項目は「加圧トレーニングの5大効果」として、一般的な筋トレと比較した場合に、より効果的であると言われています。


【加圧トレーニング5大効果】

 

・筋力アップ

・血行促進

・ダイエット

・アンチエイジング

・回復力アップ

 

1.筋力アップ効果

 

一般的な筋トレのように、ある程度キツいトレーニングをしなければ一定の効果は得られないという認識を否定するわけではありませんが
「キツいトレーニング=重いウェイトを担ぎ上げるトレーニング」ではありません。

加圧トレーニングは軽い負荷で筋トレと同等もしくはそれ以上の効果が得られるので体力がない方でも続けやすいのが特徴です。
また、関節の負担も少ないためケガもしにくく、老若男女どなたでもトレーニングを継続できるので成果に繋がりやすくなります。


2. 血行促進効果

 

加圧と除圧(空気圧を強くしたり弱くしたり)を繰り返すことで、血管の弾力性がアップします。
その結果、血行がよくなり血流量も増えるので、新陳代謝が活発になります。

血行がよくなることで、冷え性や肩こりなどの不調が改善することも期待でき、これらの不調が緩和されたという研究報告もあります。
(引用文献:2017年講談社発行「ササっとわかる加圧トレーニング健康法」著者・佐藤義昭より)


3. ダイエット効果

 

東京大学大学院総合文化研究科の石井直方教授の研究によると、加圧トレーニングを行うことで安静時の290倍の成長ホルモンが分泌されたという
研究報告もあります。(引用著書:2017年講談社発行「ササっとわかる加圧トレーニング健康法」著者・佐藤義昭より)

成長ホルモンの働きとして脂肪の分解を誘発する働きがあり、結果的に脂肪が燃焼しやすい体質になります。

また、トレーニング中の代謝アップはもちろんですが、トレーニング後も脂肪が燃焼しやすい状態(アフターバーン効果)が続きますので
有酸素運動と組み合わせることでより高いダイエット効果が期待できます。


4. アンチエイジング効果

 

成長ホルモンの分泌により、肌にツヤとハリが戻ります。成長ホルモンには細胞を新たに生まれ変わらせる働きがありますので、
美肌効果も期待できます。また血管の収縮、拡張により血行も良くなり血液中の酸素・栄養も増えて新陳代謝が促進されます。


5. 回復力アップ効果

 

加圧トレーニングをすることによって、骨折や肉離れ、捻挫などの怪我が早く治ったという研究データもあります。
(引用著書:2017年講談社発行「ササっとわかる加圧トレーニング健康法」著者・佐藤義昭より)

個人差はあるかと思いますが、これは成長ホルモンの分泌や毛細血管の活性化によって
筋肉や靭帯の修復スピードをアップさせる効果が期待できるからです。

ということで、ここまでは加圧トレーニングにはどんな効果があり、通常の筋トレとどう違うのかということについて説明してきました。
次は実際にどのように実施すれば加圧トレーニングの効果を存分に発揮し、安全に体作りができるかというポイントについてお伝えします。

⑦効果を“落とさない”加圧トレーニングのポイント2つ

 

1.トレーニング頻度

 

加圧トレーニングはどれくらいの頻度でやればいいのか?ということですが、これは特に決まりはありません。

ただし、ある研究によると、週6日の筋力トレーニングを実施するチームと、週2回の筋力トレーニングを実施するチームに分けて
それぞれ筋肥大効果や脂肪燃焼効果を実験したところ、大きな差は生まれなかったというデータもありますので
自分の体力レベルや適応レベルを超えて行うことは逆効果にもなります。

加圧トレーニングについても、お勧めの頻度は週2回程度で十分かと思います。
例外的な実施頻度として、加圧トレーニングには疲労や怪我を回復させる効果があるので
体のメンテナンスを目的としたストレッチや加圧・除圧は、毎日取り入れるとさらに効果的と言われています。

(リストーナではゴルフのパフォーマンスアップのために加圧トレーニングを取り入れていらっしゃるお客様も多く
その中でもラウンド前のコンディション調整などでお越しいただく方もいらっしゃいます。)


2.トレーニング時間

 

加圧トレーニングを実施する内容として、まずは上半身のトレーニングをやり
次に下半身のトレーニングを行う流れで実施することが望ましいとされています。

また、それぞれのトレーニング種目で行うセット数や回数は、合計3セットを目安として、

•1セット目は25~30回を目安に行う
•2セット目は15~20回を目安に行う
•3セット目は10回を目安に行う (オールアウト)

というパターンが理想的とされていますが、加圧トレーニングを初めて受講される方もいれば
慣れている方もいますので、リストーナではお客様の個別の状況に合わせて加圧インストラクターが指導を行っています。

加圧トレーニング


⑧さいごに

 

加圧トレーニングの個人的な利用は自己責任のもと行っていただくことになりますので、

「安全面のリスクや効果面のデメリットが多少あっても自己流でやりたい」

という方には資格の取得や専門機関で受講することは必要ないかもしれませんが
自分以外の人に指導する場合は必ず、KAATSU JAPAN株式会社が認定する、加圧インストラクター®の資格が必要になります。

これまでの加圧トレーニングの歴史において、一時フィットネス界の一世を風靡し、その後一部のトレーナーしか指導できなくなった一番の原因として
指導する側が不勉強であり、加圧指導のスキルが低いまま他人に提供してしまい、効果が得られないどころか
クライアントを危険に晒してしまうような出来事ことが見受けられたという過去が存在します。

どんな運動方法でも指導する側のスキルが低いまま相手に提供してしまうと危険を伴うことは当然のことですから
加圧トレーニングに限らず安全かつ効率的に体作りを行いたい時は専門知識があるジムもしくは第三者機関から認定を受けている
トレーナーの指導を受けることをお勧めします。

 

良い加圧ジム、加圧インストラクターの見極め方

 

ちなみに良い加圧ジム、加圧インストラクターの見極め方として、

1. 指導歴、経験年数は短くないか
2. 口コミの評判はどうか
3. 定期的に情報配信しているか

以上の3点に留意し、検討しているジムやトレーナーの雰囲気も加味しながら選んでみてもいいかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

P.S.

リストーナでは加圧トレーニングの体験レッスンを随時受付しております。ご興味のある方は体験フォームより必要事項に入力して頂き、ご希望の日時をお知らせください。順次担当者よりご連絡させて頂きます。

パーソナルトレーニング

 

引用著書:「ササっとわかる加圧トレーニング健康法」2017年9月25日第1刷発行
発行所:株式会社 講談社
著者:ハーバードメディカルスクール加圧リサーチセンター
チェアマン 佐藤義昭

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