投稿日:2026.01.22 最終更新日:2026.01.23
40代から始める筋トレ|効果・メニュー・継続のコツまで徹底解説
40代になると、「若い頃と同じように体が動かない」「筋トレを始めたいけれど、何からやればいいかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
基礎代謝や筋肉量の低下により、体型の変化や疲れやすさ、不調を実感しやすくなるのがこの年代の特徴です。
一方で、40代からでも筋トレを正しく取り入れることで、筋力の維持・向上はもちろん、体脂肪の減少や姿勢改善、健康維持といった効果が十分に期待できます。
この記事では、40代の身体の特徴を踏まえながら、筋トレで得られる効果、初心者でも取り組みやすいメニュー、そして継続するためのコツまでをわかりやすく解説していきます。
目次
40代から筋トレを始めるべき理由

40代は、体の変化を実感しやすくなる一方で、運動習慣の有無によって将来の健康状態に大きな差が出やすい年代です。
「体力が落ちた」「太りやすくなった」と感じていても、正しい筋トレを取り入れることで、これらの変化を緩やかにし、快適な日常生活を維持することができます。ここでは、40代の身体に起こる変化と、なぜ筋トレが有効なのかを具体的に解説します。
40代になると筋肉量はどう変化する?
筋肉量は20代後半〜30代前半をピークに、年齢とともに少しずつ減少していくと言われています。
特に40代に入ると、運動習慣がない場合は下半身や体幹の筋肉が落ちやすくなり、筋力低下を実感しやすくなります。
筋肉量が減ると、
- 疲れやすくなる
- 階段や長時間の歩行がつらくなる
- 姿勢が崩れやすくなる
- 太りやすくなる
といった変化が起こりやすくなります。
しかし、40代からでも筋トレを行えば、筋肉量の減少を抑え、維持・向上を目指すことは十分可能なので、年齢を理由に諦める必要はありません。
基礎代謝の低下と太りやすさの関係
40代になると「食事量は変わっていないのに体重が増える」と感じる方が増えてきます。
その大きな原因の一つが、基礎代謝の低下です。筋肉は基礎代謝の中でも大きな割合を占め、自分でコントロールできる唯一の組織です。筋肉量が減ることで消費エネルギーが少なくなり、脂肪が蓄積しやすくなるのです。
その結果、お腹まわりや下半身に脂肪がつきやすくなったり、ダイエットしても体重が落ちにくいといった悩みにつながります。
しかし、筋トレによって筋肉量を維持・増加させることで、基礎代謝の低下を緩やかにし、太りにくい体づくりをサポートできます。40代のダイエットでは、筋トレは欠かせない要素と言えるでしょう。
筋トレが健康・体型・生活の質に与える影響
40代の筋トレは、見た目を引き締めるだけでなく、健康面や日常生活の質にも大きく影響します。筋トレを継続することで、以下のような効果も期待できます。
・腰痛や肩こりの予防・改善
・姿勢の安定による疲労軽減
・血糖値や血圧のコントロール
・睡眠の質やストレス耐性の向上
また、筋力が保たれることで「動くことが苦にならない身体」を維持しやすくなり、仕事や趣味、家族との時間をより前向きに楽しめるようになります。
40代からの筋トレは、将来の健康への投資であり、今の生活を快適にするための重要な習慣と言えます。
40代の筋トレで得られる主な効果
40代から筋トレを始めることで得られる効果は、単に「筋肉をつける」ことだけではありません。
体力や体型の変化を実感しやすいこの年代だからこそ、筋トレは健康維持や不調予防、日常生活の質を高めるための有効な手段となります。
ここでは、40代の筋トレによって期待できる代表的な効果を具体的に見ていきましょう。
筋力・筋肉量の維持と向上
人間の筋肉量は20代後半〜30代前半をピークに、何もしなければ年齢とともに徐々に減少していきます。
しかし、40代からでも適切な筋トレを行うことで、筋肉量の維持はもちろん、筋力の向上を目指すことも十分に可能です。筋力が保たれることで、疲れにくい体が手に入り、階段の上り下りや重い荷物を持つといった日常動作が軽やかになります。
また、下半身や体幹の筋肉を鍛えることは、加齢による体力低下を防ぎ、将来的な転倒リスクの軽減にもつながります。
脂肪燃焼・体脂肪率の改善
筋肉は体の中で最もエネルギーを消費する組織の一つです。筋トレによって筋肉量を維持・向上させることで、「寝ている間でもエネルギーを燃やす体」、つまり太りにくく痩せやすい体質へと変わります。また、無理な食事制限に頼らず、リバウンドしにくい身体を目指せる点も筋トレの大きなメリットです。
姿勢改善・腰痛や肩こりの予防
デスクワークや長年の生活習慣によって定着してしまった「猫背」や「反り腰」は、40代に多い慢性的な腰痛や肩こりの大きな原因です。
姿勢が崩れた状態が続くと、特定の筋肉に負担が集中し、痛みや不調を引き起こしやすくなります。
筋トレによって、体幹(胸・背中・腰回り・お腹・お尻など)をバランスよく鍛えることで、身体を内側から支える力が高まり、骨格を正しい位置で保ちやすくなります。
その結果、無理に姿勢を意識しなくても、自然と良い姿勢が維持できるようになり、腰痛や肩こりの予防につながります。
さらに、姿勢改善を目的とする場合は、ピラティスの要素を取り入れたトレーニングも効果的です。
ピラティスは、関節の可動域を広げながらインナーマッスルを活性化させ、筋肉の強張りを和らげることを得意としています。
筋トレで「支える力」を高め、ピラティスで「整える・動かす」ことを意識することで、マッサージに頼らず、自分の筋肉で不調を改善・予防できる、セルフケア能力が身についていきます。
生活習慣病予防とメンタル面への好影響
筋トレの効果は外見だけではありません。筋肉を動かすことで血糖値を調整するインスリンの働きが良くなり、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の予防につながります。
また、運動中には「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、やる気を高めるドーパミン、さらに40代で減少傾向にある成長ホルモンやテストステロンの分泌が促されます。
これにより、更年期特有のイライラや不安感、仕事などのストレスが軽減され、精神的な若々しさも保つことができるようになります。
40代に適した筋トレの考え方と基本ルール
40代の筋トレで大切なのは、無理をせず正しく続けることです。
若い頃の感覚で無理をすると、思わぬケガや不調につながることもあります。
一方で、年齢に合った考え方とルールを押さえれば、筋トレは40代の心強い味方になります。
若い頃と同じやり方が通用しない理由
40代になると、筋肉や関節だけでなく、回復力や柔軟性にも変化が現れます。
若い頃は多少無理なトレーニングをしても回復できていたかもしれませんが、40代では同じやり方を続けることで疲労が抜けにくくなり、ケガのリスクが高まります。
特に注意したいのが、「重量を追いすぎる」「反動を使ったフォーム」「痛みを我慢して続ける」といったトレーニング方法です。
40代の筋トレでは「どれだけ重いものを持てるか」よりも、「正しいフォームで効かせられているか」を重視することが成果への近道になります。
無理なく続けるための負荷設定と頻度
40代の筋トレは、継続できる負荷と頻度を設定することが重要です。
目安としては、「少しきついが、正しいフォームを最後まで保てる」程度の負荷が適しています。
筋トレの頻度は、週に2〜3回を目安にし、トレーニングの合間にはしっかりと休養日を設けるペースがおすすめです。毎日鍛えようとすると疲労が蓄積しやすく、結果的に継続が難しくなってしまいます。
また、体調や忙しさに応じて、回数やセット数を減らしたり、短時間でもOKにするといった柔軟な調整も、長く続けるための大切なポイントです。
40代におすすめの筋トレメニュー
40代の筋トレでは、筋力アップだけでなく「代謝を高める」「不調を防ぐ」「安全に続ける」ことが重要です。
ここでは、40代の身体にとって特にメリットが大きく、初心者でも取り入れやすい筋トレメニューをご紹介します。
ワイドスクワット

下半身の大きな筋肉を効率よく使えるワイドスクワットは、代謝アップや体力維持に効果的な種目です。
膝や腰への負担を抑えながら行えるため、40代にも取り入れやすいトレーニングです。
やり方
① 肩幅より大きく足を開き、つま先はやや外側に向けます。両手は腰に当てるか、胸の前で組みます。
② 背すじを伸ばしたまま、お尻を後ろに引くようにして、ゆっくり腰を落とします。
③ 太ももが床と平行になる手前まで下げたら、かかとで床を押す意識で立ち上がります。
④ 膝が内側に入らないよう注意し、呼吸は「下げる時に吸い、上げる時に吐く」を意識しましょう。
ランジ

ランジは、太ももやお尻に加えて体幹も使うため、筋力とバランス力を同時に鍛えられる種目です。 左右差の改善や姿勢安定にも効果があります。
やり方
① 足を腰幅に開いてまっすぐ立ち、背すじを伸ばします。
② 片脚を大きく前に踏み出し、上体を起こしたまま両膝を90度になるところまで曲げます。
③ 前脚の太ももが床と平行に近づいたら、前脚のかかとで床を押して元の姿勢に戻ります。
④ 左右交互に行い、膝がつま先より前に出すぎないよう注意します。
バックエクステンション

背中から腰にかけての筋肉を鍛えることで、姿勢維持や腰痛予防にも役立つトレーニングです。
やり方
① うつ伏せになり、両脚を軽く開いて床につけます。両手は頭の後ろか、体の横に添えます。
② 息を吐きながら、首から背中を長く保つ意識で上半身をゆっくり持ち上げます。
③ 背中の筋肉に力が入ったところで一瞬止め、ゆっくり元の姿勢に戻します。
④ 反動を使わず、腰を反らしすぎないよう注意しましょう。
サイドマウンテンクライマー

筋トレと有酸素運動の要素を兼ね備えた種目で、脂肪燃焼や体力向上に効果的です。
サイドマウンテンクライマーは、体幹に加えて腹斜筋(わき腹)を刺激できるため、くびれづくりや姿勢の安定、腰への負担軽減にもつながります。
やり方
① 両手を肩の真下につき、腕立て伏せの姿勢を作ります。頭からかかとまでが一直線になるよう意識します。
② 右膝を曲げ、体の正面ではなく右肘の方向へ引き寄せます。
③ 元の姿勢に戻し、次は左膝を左肘の方向へ引き寄せます。
④ 左右交互にテンポよく繰り返し、腰が反ったり左右にブレすぎないよう注意しましょう。
ポイント
・動作中もお腹に軽く力を入れ、体幹を安定させます
・スピードよりも、膝を「横に引く」動きを丁寧に行うことが大切です
・きつい場合は、動作をゆっくりにするか回数を減らして調整します
クランチ

腹筋を集中的に鍛え、体幹の安定や姿勢改善につながる基本的なトレーニングです。
やり方
① 仰向けになり、膝を立てて足を床につけます。両手は頭の後ろか胸の前に置きます。
② 息を吐きながら、おへそを覗き込むように上体をゆっくり起こします。
③ 肩甲骨が床から浮く程度で止め、腹筋を意識します。
④ 勢いを使わず、ゆっくり元の姿勢に戻しましょう。
筋トレ効果を高める40代の食事と栄養管理

40代の筋トレでは、トレーニング内容だけでなく食事と栄養管理も成果を大きく左右します。年齢とともに筋肉がつきにくくなるからこそ、「何を・いつ・どのくらい摂るか」を意識することが大切です。
40代に必要なタンパク質摂取量の目安
筋肉の材料となるタンパク質は、筋トレに欠かせない栄養素です。
一般的に、体重1kgあたり1.0〜1.5gを目安に摂取するとよいとされています。
例えば、体重60kgの方であれば、1日あたり約60〜90gが目安になります。
これは一度にまとめて摂るのではなく、朝・昼・夜に分けて摂取することがポイントです。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など、複数の食品を組み合わせることで、栄養バランスも整いやすくなります。
筋トレ前後に意識したい食事タイミング
筋トレの効果を高めるためには食事のタイミングも重要になります。筋トレ前は、エネルギー不足を防ぐため、開始の1〜2時間前に消化の良い炭水化物を含む食事がおすすめです。
例としては、おにぎりやバナナ、全粒粉パンなどが挙げられます。
筋トレ後は、筋肉の回復と成長を促すため、できるだけ早めにタンパク質を補給するのがおすすめです。 食事がすぐに摂れない場合は、プロテインを活用するのも一つの方法です。
プロテインやサプリメントの上手な活用法
プロテインやサプリメントは、あくまで食事を補うためのサポート役です。
忙しくて食事が偏りがちな40代にとっては、無理なく栄養を補える便利な存在といえます。
プロテインは、筋トレ後や朝食時に取り入れると、タンパク質不足を補いやすくなります。
また、ビタミン・ミネラル類は、筋肉の回復や体調管理を支えるため、不足しがちな場合はサプリメントで補うのも有効です。
ただし、摂りすぎは逆効果になることもあるため、基本は食事、足りない分を補うという意識で活用するのがいいでしょう。
40代からの筋トレを成功させるコツ
40代からの筋トレで成果を出すために大切なのは、気合や根性ではありません。
無理なく続けられる環境を整え、正しい方法で積み重ねることが成功の近道になります。
継続できる環境づくりが成果を左右する
40代ともなると、仕事や家庭など、優先すべきことが多く、運動が後回しになりがちです。
だからこそ、「やる気がある時だけ頑張る」のではなく、自然と続けられる環境づくりが重要になります。
例えば、ジムが遠かったり、準備に時間がかかりすぎたりすると、それだけで足が遠のきやすくなります。
通いやすい立地や、短時間でもトレーニングできる仕組みを選ぶことで、「今日はやめておこう」を減らすことができます。
また、「毎回完璧にやらなければならない」と思い込むと、継続のハードルは一気に上がります。 40代の筋トレでは、できる日もあれば、軽めに終える日があってもいいという柔軟な考え方も大切です。
さらに、運動を習慣化するためには、
・曜日や時間をあらかじめ決めておく
・トレーニングの記録をつけて小さな変化を実感する
・一人で頑張らず、誰かと関わる環境をつくる
といった工夫も効果的です。無理なく続けられるかという視点で環境を整えることが、筋トレを成功へ導くポイントと言えるでしょう。
パーソナルトレーニングを活用するメリット
継続できる環境づくりが重要だとわかっていても、「一人ではなかなか続かない」「正しくできているか不安」と感じる方も多いと思います。
そんなときに心強い選択肢となるのが、パーソナルトレーニングです。
パーソナルトレーニングは、トレーニング内容だけでなく、続けやすい環境そのものを整えてくれる存在とも言えます。
一人ひとりの体力や生活リズム、過去のケガや不調を踏まえた上で、無理のないメニューを提案してもらえるため、「頑張りすぎて続かない」「自己流で効果が出ない」といった失敗も防ぎやすくなります。
また、トレーナーと定期的に約束をすることで、自然と運動の優先順位が上がり、筋トレが生活の一部として定着しやすくなります。
フォームのチェックや負荷調整をその場で行えるため、効率よく成果を実感できる点も大きなメリットです。
40代からの筋トレは、一人で頑張るよりも、正しくサポートを受けながら続けることで、心身への負担を抑えつつ、確かな成果につなげやすくなります。
加圧トレーニングなら短時間・低負荷でも効率的に鍛えられる
忙しい40代にとって、「時間」と「身体への負担」は筋トレを続ける上で大きな課題になります。
その点、パーソナルトレーニングで行う加圧トレーニングは、短時間・低負荷でも効果が期待できるため、40代の筋トレと非常に相性が良い方法です。
加圧トレーニングは、専用のベルトを使用して血流を適切に制限した状態で行うトレーニングです。
軽い負荷でも筋肉に十分な刺激が入りやすく、筋力向上や筋肉量の維持を効率よく目指すことができます。
そのため、
・長時間のトレーニングが難しい
・重たいウエイトに不安がある
・関節や腰への負担を抑えたい
といった40代の悩みにも対応しやすいのが特徴です。
また、パーソナル指導のもとで行うことで、安全管理や負荷調整が徹底され、無理なく継続しやすい環境が整います。限られた時間の中でも「しっかり効かせたい」という40代にとって、加圧トレーニングは効率重視の選択肢と言えるでしょう。
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