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ゴルフで差が出る!股関節のストレッチを取り入れて飛距離アップを目指そう

ゴルフで差が出る!股関節のストレッチを取り入れて飛距離アップを目指そう | ゴルフトレーニング

ゴルフのスコアを改善したいと思ったことはありませんか?
実は、スイングの精度や飛距離を向上させるためには、股関節の使い方が非常に重要です。股関節がうまく使えるようになると、スイングが安定し、力を効果的にボールに伝えることができます。
今回は、ゴルフのパフォーマンスを向上させるための股関節ストレッチの効果や方法をご紹介します。

ゴルフの為の股関節ストレッチ効果

ゴルフのスコアを左右する要素のひとつに、股関節の柔軟性と可動域があります。股関節が硬いと、スイングの動きが制限され、力が分散してしまうことがあります。逆に、股関節の柔軟性を高めることで、スイングの効率が向上し、飛距離やコントロールの精度が劇的にアップします。

股関節ストレッチの重要性

股関節は、大腿骨の骨頭と骨盤の寛骨臼が形成する関節で、人体の中でも特に可動域が広い関節のひとつです。この構造により、さまざまな方向への動きが可能となり、歩行や走行、ジャンプなどの基本的な動作をサポートしています。そんな股関節は、ゴルフにおいて、スイング動作の基盤となる部分です。全身のバランスを保ち、力を効率よくボールに伝えるためにも重要な役割を果たしています。力の抜けた美しいフォームで飛距離の出る方は、股関節をうまく使いながら動作しています。そのためには、股関節に柔軟性があり、動きをコントロールできるかが重要なポイントです。

ケガの予防効果

ゴルフにおいて、股関節の柔軟性はスコア向上だけでなく、ケガの予防にも直結しています。特に、ゴルフスイングは腰や膝に負担がかかりやすい動作ですが、股関節が硬いままこの動作を続けていると、無理な力が腰や膝に集中しやすくなり、慢性的な痛みやケガの原因になってしまうことがあります。その為、股関節の柔軟性を高めることで、これらのリスクを大幅に軽減することができるでしょう。

ゴルフスイングの改善

スイング動作では、体幹の回転とともに股関節が大きく関与します。股関節が柔軟であれば、スイングの際にスムーズな体重移動と回転が可能になり、力を効率よくボールに伝えることができます。
股関節の柔軟性が高いことで、テイクバックからフォロースルーまでの動作が滑らかになり、安定したスイングフォームを維持しやすくなります。すると、スイングの軌道が安定し、クラブフェースが正確にボールに当たる確率が高まるため、ショットの精度が向上します。さらに、スイング中のエネルギーの伝達効率が良くなるため、飛距離も伸びることが期待できます。

動ける股関節にするストレッチ実践法

スイング中の股関節の動作は、日常生活ではあまりない動きなので、積極的にトレーニングを取り入れる必要があります。使わないと機能はどんどん低下していってしまうので、自宅で簡単に行いやすい、股関節の動きに関与するストレッチを、段階を踏んでご紹介していきます。

股関節ストレッチ1

準備運動に最適で、慣れてきたら開脚の幅が広がっていくので、柔軟性がアップしていくのもわかりやすい動きです。
①両膝を腰幅より大きく立てて座り、手は後ろにつきます。

②骨盤はできるだけ動かさないように、両膝を左右に動かします。
③だんだんほぐれてきたら、両足のスタンスを開けるところまで開き、②と同じ様に、左右に動かします。

股関節ストレッチ2

内ももや裏ももを伸ばす事ができます。重力を利用したストレッチで簡単に行う事ができるので、就寝前などに毎日でも取り入れやすいストレッチです。
①壁にお尻と脚をつけて仰向けで横になり、かかとで天井を押すように上の方へ伸ばします。

②足を徐々に広げていき、内ももが痛気持ちいいところで呼吸を深めます。かかとを突き出しておくことで、裏ももにもストレッチが入ります。
※キツかったらお尻を少し壁から離してみたり膝を緩めてみましょう。膝を緩めても、かかとはできるだけ突き出しておきます。

股関節ストレッチ3

体幹を安定させながら内ももを伸ばすストレッチで、股関節の内外旋がスムーズになることで捻転量がアップします。
①膝立ちになり、右足を横に伸ばしつま先は外(右)に向けます。この時、右のかかとは左膝の延長線上になるようにしておきます。

②右足を踏み込み、内ももが伸びるのを感じます。

③左も同じ様に、左右10回づつ行ってみましょう。
※お腹に力を入れて上体はブレないように起こして行います。

股関節ストレッチ4

内ももや裏もも、ゴルフスイングに必要な捻転ストレッチが同時に行えるエクササイズです。
①四つ這いになり、右足を横に伸ばし、つま先は前に向けます。

②お尻を前後に動かすように、股関節を少しづつほぐしていきます。

③だんだんほぐれてきたら、お尻を引けるところまで引いて10呼吸程キープします。※お尻を引く時、骨盤が左右平行でいられるところまでにします。

④もう一度四つ這いに戻り、足はそのままで、右手の平を上に向けながら、右肩を床につけるようにねじっていきます。※この時、腰から捻るように意識し、肩の後ろ側を床におろす様にします。
⑤一連の流れを左も同じように行います。

スクワットを活用した股関節ストレッチ方法

馴染みの深いスクワットは、股関節から動く代表的なエクササイズです。足腰の強化に加えて、ゴルフに必要な太ももの裏もストレッチする事ができます。

①足は腰幅、つま先を前に向けて立ちます。

②お尻を後ろに突き出す様に股関節を引き、ゆっくり腰の位置を下げます。
③ゆっくり腰を持ち上げ、元のポジションに戻ります。この時、少し恥骨を前に押すように意識すると脚の付け根がしっかり伸びます。
※腰を落とす時、上体が前に倒れてこないように胸を起こしておきましょう。

ゴルフトレーニングとストレッチの相乗効果

自宅で簡単にできるストレッチをご紹介していきましたが、やるとやらないでは動作に大きな違いがでます。ストレッチで筋肉をほぐし、関節の可動域を広げる事は、動きがよくなるばかりか怪我の予防にも繋がります。
ここからは、ゴルフの上達の為に、ストレッチと合わせて行いたいトレーニングについてふれていきます。

筋力トレーニング

ゴルフスイングは力を要する動作で、特に下半身と背中の筋力を必要とします。
それに加えて、安定性やスイングの一貫性にはコアの強さも必要になってきます。
これらの筋力を強化することで、ボールを飛ばすコントロール力や、スイング中のバランスを保つのに役立ち、ミスショットを軽減させる事に繋がります。

ゴルフの為のトレーニングについて、詳しくはこちらの記事も参考にしてみて下さい。

ゴルフ専門のトレーニング

ゴルフスイングの改善や身体の使い方をもっと具体的に知りたい場合は、専門家によるトレーニングを受けるのがおすすめです。自分では気づくことのできなかった良くない癖の修正や、身体の使い方を知る事で、スキルアップが目指せます。
リストーナでは、ゴルフの上達を目指したい方向けに、ゴルフコンディショニングプログラムをご提供しています。

姿勢や動作の評価を行い、一人ひとりに合ったプログラムをマンツーマンでご提供しています。 ゴルフでよく見られる腰痛や膝痛の原因や、理想的なフォームやスイングを習得するために必要となる身体機能について、専門トレーナーが分析して改善指導いたします。
実際のトレーニングを通じて、「飛距離が伸びた!」「腰痛が軽減した」「体力がついてラウンド後半も疲れなくなった」といった、うれしい声をたくさんいただいています♪